共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る【書評】

エッグの書評

ゆうこす 著(幻冬舎)/ 2019.5発行


SNSを使ってファンを獲得し、次々とビジネスを展開している「ゆうこす」氏が
これまでやってきた方法を細かく書いています。

どのようにSNSを使っていくのか。
自分をブランディングして、どのように新規フォロワーを獲得したのか。
そしてフォロワーをファンにしていったのか。
さらには、どのようにSNSを仕事につなげ、お金を稼いでいるのかということを書いています。

わたしは最近になってようやくSNSを始めたので勉強のために読みました。

著者のゆうこす氏とは、
「モテる為に生きてる」というキャッチコピーで”モテクリエイター”で色々なSNSで「モテに関する情報」というのを発信しているインフルエンサー。

元HKT48所属。わたしはその頃は存じていませんでした。
NewsPicksの「HORIE ONE」に出ているのを見て、誰だろな~。くらいにしか思わなかったのです…

見た感じ、ふんわりした雰囲気のかわいらしい女性ですが、かなり芯の通った方のようです。
SNS総フォロワー数(2019年2月現在)150万人越え、年商2億という会社も経営されています。
ほか、YouTuber、インスタグラマー、モデル、タレント、SNSコンサルタントという肩書きも。
現在26歳。

著者は2016年からSNSで一人で発信し続け、培ったソーシャルパワーで人生が激変したとのこと。

恥ずかしながら?わたしは昔からいわゆるファッション雑誌とかあまり見てないし、
可愛い女性インフルエンサーを見てマネしようとかって微塵も思わない性分なのですが、
この本を読み進めているうちに、思わずゆうこすさんのtwitterをフォローしてしまいました。

それも勉強のためですけど。笑

twitter、インスタグラムなどの使い方についても細かく書いていますが、
特に「共感してくれる」「熱量を持ってくれている」フォロワーを増やすことが大事で、
ただフォロワーが増えてもあまり意味がないのだそうです。
そして、ただ発信するのではなく、ファンとのコミュニケーションを大切にしています。
コミュニケーションを取りやすいような工夫もしたりしています。

それにしても、著者の行動力やデータ分析などがすごい。
なかなか考えても勇気を持って行動するのって出来ないけど、彼女は行動します。
会いたいと思った著名人に会いに行ったり。
しかも普通に会うのではインパクトがないから、相手の印象に残るように工夫をするのだそうです。

ホリエモンもよく言っていますが、やはり今は行動した人が勝つ。負けがあるかはわからないけど。
しかも、速さが大切。
やる前に準備をするのではなくて、やりながら考える、ということもよく言っていますね。
著者もだいたいそんな行動パターンのようです。



わたしが好んでチェックしているインフルエンサー、
ホリエモン・マコなり社長・メンタリストDaiGo・マナブログ・イケハヤさんなどは、
作業量や行動力が半端じゃないのですよね。
インプットをたくさんしてアウトプットもたくさんする。
そして自分の頭で物事を考える。当たり前のことを普通にやってる。
ゆうこすもすごい。



それにしてもほんと、SNSは革命だなぁと思います。
いい時代になったものですね。
わたし、ポケベル使ってたことある世代ですから。


SNSを自分発信のために使うのではなく、
ビジネスのツールにするためのヒントがたくさん書いているので、
気になった方はぜひ読んでみてください。


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