セルフ・コンパッション
最良の自分であり続ける方法【書評】

エッグの書評

甘やかしでも、うぬぼれでもない自己の姿

有光 興記 著 (DIAMOND社)/ 2019.12.12 電子版発行


メンタリストDaiGo氏のおすすめにあったので読んでみました。
サクッと読めます。

著者の有光氏は、関西学院大学の教授で心理学を研究されています。

セルフ・コンパッションって?

(転載などは禁止事項となっているので内容を詳しくは書きません。)

わたしはこの言葉を聞いたことがありませんでした。
自分なりに解釈すると、相手に優しい気持ちを向けるのと同じに自分にも優しく向き合う。
ということでしょうか。
つい自分に厳しく判定してしまうこと、ありませんか?
ありますよねー。わたしもそうです。こう見えてもね…

厳しくして努力することはいいのですが、結果にこだわりすぎたり、失敗を恐れたりすると
やる気がなくなったり、悩みすぎて結局やらなかったりしてしまう。
それじゃもったいない。
もし失敗しても、挑戦したことで前進した、成長していると思うことが大切です。

もし友人が何かに挑戦して失敗をしたときに「ダメだね、何やってんの」なんて絶対言いません。
「ナイストライ!」と言うでしょう。
それと同じに、自分にも思いやりを持って接してみよう。

またセルフ・コンパッションには、人生においての苦しみや悩みは自分だけではなく皆同じようにあるという認識と、マインドフルネスが含まれています。

セルフ・コンパッションを高めることで、ポジティブになる、ストレスなどを緩和する、レジリエンスを高めるなどのメリットがあり、セルフ・コンパッションの高めかたなども書いています。

気になった方はぜひ読んでみてください。