・二級建築士に合格するために、効率よく勉強したい。
・どのテキストがおすすめ?
こんな悩み、ありますよね。わたしもそうでした。でも、大丈夫です!
調べていくうちに、たくさんの良い情報や参考書があると知り、独学でいけるという自信がわいてきました笑。わたしが実際に使用したテキスト(参考書・過去問)を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1 二級建築士はじめの一歩 学科対策テキスト /学芸出版社/神無 修二
2 ラクラク突破の2級建築士スピード学習帳2019 /建築知識
3 平成31年度版 2級建築士試験学科過去問スーパー7/総合資格学院
これだけあればOKです。では解説をします。
1 二級建築士はじめの一歩 学科対策テキスト /学芸出版社/神無 修二
いきなり難しい問題集を開いても、正直やる気が失せるだけですよ。この本は、やさしく、図解も見やすく書いてあり、興味が湧いて来ます。正直この本だけではとても試験には太刀打ちできませんが、この後の勉強の理解を深めてくれます。単純に読んでいて、面白く楽しい。
学習のハードルを下げるためにも、まずは一読をオススメします。急がば回れ。
2 ラクラク突破の2級建築士スピード学習帳2023 /建築知識(必ず最新年度版をご覧ください)
1を読み終えたら、次はこの本。基礎学習をさくっとやりましょう。このテキストも図解が多く、見やすいので、開くだけで気分が萎えるということはありません。勉強はいかに取り組みやすいかどうか、やる気が出るかどうかが重要ですよね。
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3 2023年度版 2級建築士試験学科過去問スーパー7/総合資格学院(最新年度版をご覧ください)
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1、2で基礎学習を終えたら、できるだけ早く過去問を始めるべきです。この参考書の解説はわかりやすいです。
ただ、本が厚すぎて、開きづらいし答えが見づらいし、ということで一工夫しました。これが快適でした。見づらい・やりづらいとやる気が失せます。
これはやったほうがいいです↓
バラして薄くなると開きやすいし、答え合わせの時に問題と答えを隣に置いて見られるので、ストレスがなくなります。
そして、3回繰り返してやります。その時に答えの用紙を工夫しました。簡単で、間違えたところが見やすく便利です。これもぜひ取り入れてみてください。
正直7年分の過去問はかなりボリュームがあります。最初のうちは時間もかかるし、当然間違えも多いです。間違えた問題は、重点的に解説を読んで理解しましょう。点数も表にしておきましょう。自分の苦手な分野が分かります。繰り返すうちに、確実に点数が上がってきますので、焦らずに。
試験では合格ラインは科目ごと13点(満点25点)、合計60点とされています。100点を取る必要はありません。
合格ラインをもう一度よく見てみましょう。1科目につき、半分より少し多めに出来れば合格ですよ!そして、試験問題はどれも一問1点ですつまり、難しい問題もそうでない問題も、同じ1点ということです。
まんべんなく勉強することは大切ですが、あまりにも苦手(難しい)問題があるとして、そのために膨大な時間をかけてしまうとしたら、その問題は捨てて(諦めて)もいいかもしれません。
わたしは、構造のトラスと、法規の日影規制の問題がどうしても苦手で、少しは理解しようと努めましたが、深追いするのをやめました。試験にも出ましたが、結局出来ませんでした。
結果は…、合格できました。戦略は大切です。試験に受かるような勉強をするのが大切です。
では、頑張っていきましょう!
〜自分のことについてご紹介〜
短大の時に、授業で課題の図面を書いただけで、仕事で設計の図面を書いたことは一度もありません。しかも、もう建築の仕事を離れて20年以上過ぎていました。そんなわたしが46歳の時に独学で二級建築士に合格しました。このブログではわたしの経験をもとに、独学勉強のコツをお伝えしていきます。
とにかく過去問をしっかりやりましょう。
→ 次回は法令集についてです。
二級建築士試験【学科】建築法規の法令集について