「ピアノの森」を知らないまま、森の音を聴きに行った。

ピアノの森

2025.10.7
軽井沢・大賀ホール「ピアノの森スペシャルコンサート」レポート


軽井沢の黒柳徹子記念館を見て、SHOZO珈琲で一息ついて、そのまま大賀ホールへ。
「ピアノの森コンサート」という名前に惹かれて、作品のこともよく知らないまま足を運んだ。

舞台に立ったのは、牛牛(ニュウニュウ)と髙木竜馬とストリングスの面々。ふたりの対照的な音に、すぐ引き込まれた。

髙木竜馬のピアノは、繊細で、静かに芯がある。日本人らしい真面目さと誠実さを感じさせる音で、フレーズのひとつひとつに呼吸のような間があった。音を出すというより、置くように弾いていた。

一方で、牛牛のピアノは華やか。指が軽やかに跳ねて、音の粒が空中で踊る。パフォーマンスにも余裕があって、その洗練された姿に思わず見とれてしまった。

ふたりの音が交わると、森の空気が一瞬だけ変わったように感じた。音が光を帯びて、ホールの天井へ広がっていった。終演後、サインをもらって外に出ると、まだ明るい軽井沢の風がひんやりしていて、さっきまで聴いていた音がまだ体の中に残っていた。

アニメ「ピアノの森」は見たことがなかったけれど、それでも十分すぎるほど物語を感じた。

軽井沢 大賀ホール

霧立ち込める中、しっとりとした気分でコンサートへ

軽井沢 大賀ホール



サイン会では、牛牛(Miumiumiu)、髙木竜馬、東に書いていただいた。Miumiuにわざわざ中国語と英語で話しかけた。日本語、できるのにw

ピアノの森 スペシャルコンサート





黒柳徹子ミュージアム。設計 内藤廣。木材がふんだんに使われ、梁など構造材が剥き出しになった設計。
着物、漆、ガラスの文鎮、絵画など、貴重なアート作品がたくさん並んでた。

黒柳徹子ミュージアム



Public食堂でブランチ。

Public食堂


アボカドとマスカルポーネチーズのトースト。パクチーの香りとともに。(クイーンアボカドトースト)

Public食堂



そして、珈琲大好きなわたしが行ったのことなかった、Shozoカフェ。




軽井沢 大賀ホール
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東28-4
©大賀ホール公式サイト

黒柳徹子ミュージアム
長野県北佐久郡軽井沢町長倉574
©黒柳徹子ミュージアム公式サイト

Public食堂
©Public食堂インスタグラム
SHOZO COFFEE KARUIZAWA
©SHOZO COFFEE KARUIZAWA公式サイト
Karuizawa Commongrounds
長野県北佐久郡軽井沢町長倉 鳥井原1690-1

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