二級建築士【製図】独学 時間配分について



時間配分て、重要なの?


皆さん時間配分のことはきちんと考えて勉強していますか。どうするのが最適なのか、どの項目に時間をかけるのがいいのか。試験時間5時間というのは、あっという間に過ぎてしまします。


試験時間の中ですべての図面を書き上げるためには、適切な時間配分をすることがとても重要です。時間配分を間違えると、書ききることができず一発アウト(失格)となるからです。

何度も言いますが、失格は絶対に避けなければなりません。練習をしながら、試験本番で時間配分通りに書いていけるように調整していきます。

製図の時間配分 参考

これはわたしが実際に行った時間配分です。

  1. 問題文を読む 30分
  2. エスキス 60分
  3. 面積表、計画の要点等(文章) 20分  
  4. 平面図 80分
  5. 2階床伏図兼1階小屋伏図 40分    
  6. 部分詳細図 20分
  7. 断面図 20分
  8. 立面図 20分
  9. 予備、見直し 10分

製図の時間配分の注意点

特に気をつけること5コ

1. 問題文は、読み込むためにしっかり時間をとりましょう。これ重要です。

2. エスキスはついつい長引いてしまいがち。でも時間を守って次へ進みましょう。納得がいかないからといっていつまでもやっていると、時間が足りなくなります。必ず最後まで書き終わるように!失格は絶対にダメです。

3. 面積表と説明文は、エスキスが出来たらすぐに書くようにします。余裕のあるうちに、きれいな字(ていねいという意味です)で書きましょう。わたしは面積表を書いた時に不足に気づくことができ、すぐに直すことができました。

4. 伏図・部分詳細図・断面図・立面図は少しでも早く書けるように練習します。これが短縮できれば武器になりますし、余裕ができますね。

5. 書き忘れ・間違いがないか、必ず見直す時間を作ります。1つでもミスを減らしていくために。

それぞれ皆さんの得意・不得意の科目は違うと思います。それによっても必要時間が変わってくると思いますので、これを参考にアレンジしてみてください。


〜自分のことについてご紹介〜
短大の時に、授業で課題の図面を書いただけで、仕事で設計の図面を書いたことは一度もありません。しかも、もう建築の仕事を離れて20年以上過ぎていました。そんなわたしが46歳の時に独学で二級建築士に合格しました。このブログではわたしの経験をもとに、独学勉強のコツをお伝えしていきます。

では頑張っていきましょう!!


製図の時間配分について まとめ

最後まで書き切るために、上手に時間配分を考えましょう。


→ 次回は、エスキスについてです。
【製図】独学 エスキスのコツ 6コ